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2005年 07月 11日
愛と希望の物語 第一話
むかしむかし、あるところに‥‥
‥‥‥‥

時は西暦1805年、
ドイツの片田舎のあるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おばあさんは「女性蔑視だわ!」とヒステリックに叫びました。
あるところにおばあさんとおじいさんがいました。
おじいさんは村へ首狩りに、
おばあさんは美しき青きドナウ川に洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると
「あ゙ッ!!」コンタクトレンズを落としてしまいました。
ハードコンタクトはみるみる沈んでいき、蒼く澄んだ水だけが残りました。
鳥のさえずり、ヤギの声 ──
おばあさんはかつてない爽やかな気分に酔いしれました。
が、左目が霞んで見えないのですぐ正気にもどりました。
おばあさんが呆けてる間に、コンタクトはかなり流されていました。
そんなことなど眼中にないおばあさんは、
「どっせーい!」とうなり声を上げながら川へ飛び込みました。
近くにいた農家のトメさん(74)は、のちのインタビューで
「あれは怒りに満ちた鬼神そのものだった‥‥」と恐怖を語りました。
おばあさんは、バサロ泳法で泳いでいたので
すぐにコンタクトに追いつきました。
コンタクトにコンタクトしました。
おばあさんをはじめとしたまわりの人々は歓喜の声をあげました。
あの不良のフレデリック(23)まで泣いています。本当によかった。

それが本当の恐怖の始まりであることには、誰一人として気付いていませんでした。
つづく


by wonderful-si1ver | 2005-07-11 18:11 | おはなし


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